作文が苦手な場合の克服方法(小学生&中学生)

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ご覧いただきありがとうございます。沙穂です。

塾講師時代は、小学生や中学生に、受験対策として、作文の指導も行っていました。

私の住んでいる地域では、私立の中高一貫校の受験課題に作文はありませんでした。しかし、国公立の中高一貫校は、作文が課題になっており、総合問題でも文章を書いて解答しなくてはいけませんので、作文力のアップは、避けては通れないものでした。中高一貫校を受験する生徒さんは、だいたい小学生4年生頃から塾に通い始めますので、文章の作成が苦手でも、徐々に、作文の書き方もマスターしてきます。したがって、文章を作るのが苦手であっても、練習次第で作文が得意になることはできます。

高校受験の場合、作文や小論文が受験の課題になっていない高校もあります。したがって、作文が苦手な生徒さんは、作文や小論文が受験課題になっていない高校を選ぶ人も少なくありません。しかし、国語で短い文章を作成しなくてはいけませんので、文章を書くのが苦手であっても、苦手を克服して受験にチャレンジしなくてはいけません。

高校生の大学受験でも、現代文で短い文章を作成しなければいけません。もっといえば、就職活動でも、志望動機や自己アピールで文章を作成します。大人になれば、報告書に文章を書くのは当たり前になってきます。したがって、「文章を作るのが苦手」というのは、いつかは克服しなくてはいけないことといえますね。

■作文が苦手な場合の克服方法【1】まずは文章を読むことから始める

うつ伏せで本を読む人のイラスト(女性)

作文といっても、0(ゼロ)から1(イチ)を生み出すのは、誰にとっても非常に難しいものです。一説によると、人間は、目にしたり耳にしたことがある言葉しか使えないと言われていますので、言語に触れた経験が多い方がいいですね。

作文が苦手な生徒さんは、そもそも文章を読むのが苦手であったり、文章を読むのに慣れていない、という場合があります。

したがって、まずは、短い文章を読むことから始めてみましょう。新聞のコラムや、論説、投書欄などがおすすめです。そもそも文章を読むのが嫌いな場合は、好きなジャンルの物語(小説)でもいいですよ。

高校生以降になれば、文章の作成が得意な人と不得意な人の差は出てきます。文章を作るのが下手な人の特徴は、読書量が少ない人や、作文や小論文の作成に役立つような論説文を読んだ経験が少ない傾向があります。論理的な文章を書きたい人は、その分、論説文や説明文を読んだ方がいいですね。

また、文章を読むことに慣れると、単純に問題文を読むのが早くなり、理解力もアップしますので、限られた時間を有効活用できるというメリットもあります。

■作文が苦手な場合の克服方法【2】簡単な感想を書くことから始めてみる

勉強をしている看護師のイラスト(女性)

塾講師の目から見て、文章を作るのが苦手な人の特徴として克服したいのが、作文への苦手意識です。作文が苦手な理由として「何を書けばいいのかわからない」というお悩みを耳にすることは多かったですが、実は、本当に「何を書けばいいのかわからない」というわけではありません。問題に対する答えや、課題に対する作文のテーマが思いつかないということはあまりない、というケースが多かったですね。

実は「書きたいことがあるにもかかわらず、どのように書けばいいのかわからない」というケースも少なくありません。

したがって、「短い文章を読んで、短い感想や気づいたことを書く」という練習をしてみましょう。

最初は、「こういう所がおもしろかった」「こういう所がすごいと思った」「AよりもBの方が100多い」のような、簡単な感想でもOKです。徐々に、短文の合計が200文字程度の感想を書けるようにしていきましょう。

■作文が苦手な場合の克服方法【3】文章はアウトラインを作ってから

竪穴式住居のイラスト(土台)

そして、作文が苦手な生徒さんは、最初から原稿用紙に書き始めてしまう傾向があります。

作文を書く場合、まず始めに、短文で書きたいことをリストアップして構成を考えてから、文章を書き始めると、作文の質がアップしますし、「途中で書くことがなくなった」ということも回避できます。

そして、作文は、色々な書き方がありますが、

①導入や結論(この作文で伝えたいこと)
②①の説明
③まとめや今後の展望、意気込み

などのように書くと、作文っぽく見えます。読書感想文にも使えますよ。

例えば、作文のテーマが「高校で頑張りたい事」だった場合

①部活と勉強の両立を頑張りたい

②高校で部活を頑張りたい理由

  • 中学時代は、部活動によって体力や集中力が上がり、仲間と協力して一つの目標に向かうという貴重な体験ができた
  • 子供の頃に病気をした際、優しく治療してくれた医師に憧れた
  • 医師になりたいという夢を叶えるため、部活動と勉強を両立して大学に進学したい
  • 志望校が、部活動が盛んで、医学部に進学している先輩が多い(志望動機)

③入学後は、部活動に熱心に取り組みながら、大学受験に向けて努力したい

などのように、アウトラインを書いてから、文章の作成をしてみましょう。アウトラインを書く時間は必要ですが、概要を書く練習をすることで、文章の構成力がつきますので、トータルでは作文を書くスピードが早くなり、質も上がりますよ。書きたいことを書き忘れることもないというメリットもあります。

■作文が苦手な場合の克服方法【4】実は最重要な原稿用紙の使い方

読書感想文のイラスト(女の子)

そして、作文が受験課題となっている場合に、無視できないのが「原稿用紙の使い方」です。

例えば

・題名や名前の書き方
・段落分けをして文章を書いているか
・句読点の打ち方
・「」(カギカッコ)の使い方
・会話文の書き方
・小さな文字「ゃ、ゅ、ょ、っ」の書き方

などは、作文を添削する際のチェックポイントです。

いくら良い文章を書いても、原稿用紙の使い方が間違っていると、減点の対象になってしまいます。したがって、原稿用紙の使い方を間違えないように、しっかりマスターしておきたいですね。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

作文や文章を作るのが苦手というのは、子供だけでなく大人の悩みとしても多いですよね。作文や文章を作るのが得意ではない場合は、まずは、読書する機会を増やして、短い感想を書くことから始めてみてくださいね。

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